Hedgehog | 白岡市のキッチンカー・惣菜・商品開発 | ものごころ合同会社 埼玉県白岡市を中心にキッチンカーと手作り惣菜を展開するHedgehogの公式ホームページ。商品開発・業務支援など法人様向けのご相談も承っています。

小さな売り場の育て方 自分の距離感で働くということ

私は現在、個人事業としてキッチンカー「Hedgehog」と、惣菜テイクアウトの小さな売り場「Hedgehog Backyard」を運営しています。

そして、ものごころ合同会社を設立し、惣菜やテイクアウト商品、商品開発に関するご相談をお受けしています。

現場で商品を作り、売り場に立ち、お客さまの反応を見ること。

そして、その経験を商品開発や事業づくりの支援に活かすこと。

その両方を行き来する中で、最近あらためて考えているのが「小さな売り場の育て方」です。

以前、「自分軸で生きる」というテーマで文章を書いたことがあります。

キッチンカーを始めた頃、出店場所、売るもの、価格、周りとの付き合い方。

いろいろなことに迷いながら、自分なりに考えてきました。

その中で、いつの間にか自分の中に残っていたのが、オリジナルの「ハリネズミ式」という仕事の進め方です。

 

ハリネズミは、群れで動く動物ではありません。

けれど、誰かを拒んで生きているわけでもありません。

自分の身を守るための針を持ち、必要な距離感を保ちながら生きている動物です。

近づきすぎると、お互いに痛い。

離れすぎると、温もりや想いが届かない。

その距離感の中で、どう生きるか。

少し大げさに聞こえるかもしれませんが、仕事を続けていると、この感覚に助けられることがあります。

 

自分の距離感で働くということ

私は時々、「群れない人」と見られることがあります。

人付き合いが嫌いなわけでもなく、むしろ、お客さまや地域の方、仕事で関わる方たちに助けられて、今の仕事を続けられています。

ただ、器用にいろいろな場所へ顔を出したり、周りの空気に合わせてすぐに動いたりするのは、あまり得意ではありません。

声をかけてもらえることはありがたいですし

誰かと一緒に動くことで広がることもあります。

それでも、すべてに合わせようとすると、自分の仕事が少しずつぼやけてしまうことがあり

この場所で続けられるのか。

自分のお客さまに合っているのか。

無理をしすぎていないか。

その商品を、自分の言葉で説明できるのか。

そういうことを、少し立ち止まって考えるようにしています。

 

人と違う動きは、誤解されやすい

自分の距離感で働いていると、時々、誤解されることがあります。

付き合いが悪いと思われたり、非協力的だとか

何を考えているのか分かりにくいとか

また、もっと前に出ればいいのに、とか。

実際、自分でもそう思われても仕方ないな。と考えることもあります。

もっと上手に人と関われたら、もっと器用に流れに乗れたらな。と。

でも、無理に人と同じ動きをしようとすると、どこかで自分の中に違和感が出てきます。

それは、誰かが悪いということではなく

周りのやり方を否定したいわけでもありません。

ただ、自分には自分の歩幅がある。

自分には自分の店の育て方があるよな。と

そう考えるようになりました。

 

小さな売り場は、弱い場所ではない

 

「Hedgehog Backyard 」は、お店っぽくなく

外から見れば、少し不思議な場所かもしれません。

きれいに作り込まれた店舗というより、どこか裏側のような、現場事務所のような場所です。

営業日も、少なく

コンサルティングの仕事や商品開発の仕事が入り、月に一度の営業になることがあります。

お客さまから見れば、

「なかなか開いていない店」に見えると思います。

それは、その通りです。

でも、開けていない時間は、店のことやこの先の色々なことを考えています。

 

商品、価格、仕込みの流れ、

どう見せたら伝わるか。

どんなお客さまに、どんな形で届くのかを考えていて

開いている時間だけが、店を育てる時間ではない。

そう感じるようになりました。

小さな売り場は、ただ商品を並べる場所ではなく

自分の考え方や、お客さまとの距離感や、続けていくための工夫が、少しずつ積み重なっていく場所です。

 

売り場には、その人の距離感が出る

 

売り場には、作り手の考え方が出ると思っています。

どんな商品を置くのか。

どのくらいの量を作るのか。

いくらで売るのか。

どんな言葉で伝えるのか。

どこまで手をかけて、どこで無理をしないのか。

それは、単なる商品構成ではなく、その人の仕事の距離感でもあります。

たくさん売ることだけを考えれば、もっと違うやり方があるのかもしれません。

もっと目立つ見せ方もあるかもしれません。

もっと効率のいいやり方や商品もあります。

でも、自分が続けられない形にしてしまうと、売り場は長く育ちません。

無理をしすぎると、商品にも空気にも出ます。

逆に、作り手が大切にしていることがあると、それも少しずつ伝わっていくように思います。

Hedgehog Backyard では、派手さよりも、日常に少し残るものを作りたいと思っています。

 

「今日これを買ってよかった」

「また食べたい」

「この店らしい」

そう思ってもらえる商品を、少しずつ育てていく。

それが、自分にとっての売り場づくりです。

 

売れる商品は、真似だけでは育たない

惣菜やテイクアウトの商品を考える時、よく「何が売れますか?」と聞かれることがあります。

もちろん、売れやすい商品はあります。

見た目が分かりやすいもの。

味の想像がつきやすいもの。

価格との納得感があるもの。

食卓に置いた時に使いやすいもの。

でも、それをそのまま真似すれば売れるかというと、そう簡単ではありません。

同じラザニアでも、売る場所が違えば見え方が変わります。

同じサラダでも、お客さまの層が違えば求められる味が変わります。

同じ価格でも、その店の空気感によって高くも安くも感じられます。

商品は、単体で売れているように見えて、実は売り場全体の中で売れています。

 

どんなお店なのか。

どんな人が作っているのか。

どんな頻度で買いに来られるのか。

日常使いなのか、少し特別な日なのか。

家で一品足すものなのか、それだけで満足できるものなのか。

そこまで考えて、ようやく「その店に合う商品」になっていきます。

 

 

小さく始めて、育てていく

 

最初から完璧な商品を作る必要はないと思っています。

むしろ、小さく始めて、お客さまの反応を見ながら育てていく方が、現実的です。

一品だけ試してみる。

価格を変えてみる。

盛り付けを変えてみる。

容器を変えてみる。

名前を変えてみる。

売り場での見せ方を変えてみる。

その積み重ねの中で、少しずつ「その店の商品」になっていきます。

Hedgehog Backyard も、まだ育てている途中です。

営業日が少なくても、

小さな場所でも、

派手な看板がなくても、

商品と考え方を積み重ねることで、売り場は育っていく。と

私は信じています。

 

ハリネズミのように、少しずつ

ハリネズミは、

大きな群れを作る動物でもありません。

そのためか自分の身を守る術を持っています。

自分のペースで動きます。

必要以上に大きく見せようとはしません。

その姿に、自分の仕事のあり方を重ねているところがあります。

もちろん、ハリネズミのように生きることは、楽なことばかりではありません。

誤解されることもある。

不器用に見えることもある。

遠回りに見えることもある。

でも、自分の距離感を失わずに続けていくことで、少しずつ見えてくるものがあります。

 

自分が何を大切にしているのか。

誰に届けたいのか。

どんな形なら続けていけるのか。

小さな売り場は、その答えを少しずつ教えてくれる場所なのかもしれません。

 

おわりに

長くなりました笑

 

多くの人と同じような方向を向くことも大切ですが、自分の店がどこへ向かうのかまで、今までの常識やみんながやっているやり方だけで決めることはしません。

これからもこのような考えややり方でHedgehog Backyardの小さな売り場を育てていきます。

 

 

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定休日:不定休
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適格請求書発行事業者登録番号 T4810431987347

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