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【コラム】自分軸で生きる:キッチンカー経営で「ハリネズミ式」を生かす方法

自由でお気軽な仕事と見られがちなキッチンカー。

昨今ではキッチンカーの数やイベントが急激に増えたために非日常を演出するキッチンカーの価値を保つことも難しくなっています。

 

どんな経営をするにせよ自分自身の信念や価値観を明確に持つことが不可欠です。

自店のスタイルや方針、イベントの規模感や売る商材と出店場所のミスマッチで悩むことも増えてきました。

本記事では「自分軸を持つことの重要性」に触れ、自己の軸がどのように経営に影響を与えるのかを考察します。

さらに、キッチンカーの魅力や具体的な運営方法についても深掘りし、競争が激しい市場で効果的な出店場所の選定や商品とのミスマッチを避けるためのポイントを解説しています。

 

今回特筆したのは私が独自に考えた「ハリネズミ式」というアプローチです。

これは当店の屋号とシンボルの「Hedgehog」から ハリネズミの習性と私の仕事スタイルを重ね合わせた造語です。

この理念を用いることで、自分の強みを理解し、それをビジネスに活かすための具体的なステップが見えてきます。

この記事でキッチンカー経営はもとより異業界でプロジェクトを推進する上での孤独感、迷いや悩みを軽減し、自信を持ってチャレンジを続けるためのヒントを得たり

キッチンカー経営の理想と現実を知り自分のスタイルを貫いていただくことができれば幸いです。

 

自分軸を持つことの重要性

 

現代社会では、忙しさや情報の氾濫の中で、他人の意見や価値観に左右されやすくなることが多くなっているのではないでしょうか。

このような状況において、自分自身の価値観や目標をしっかりと持つこと、すなわち「自分軸」を持つことは非常に重要です。

自分軸を確立することで、人生の選択において迷うことが少なくなり、自信を持って行動できるようになります。

 

自分軸とは何か

自分軸とは、自己の価値観、信念、目標を基にした判断基準や行動の軸を指します。

具体的には、自分が大切にすることや、どのような生き方をしたいかという内面的な指南となるものです。

他人からどう見られているか、期待に応えるためにしなければ評価されないのでは?という「他人軸」ではなく、

自分自身を理解し、自己を強化するための道しるべになります。

これにより、外部からの影響を受けず、自分らしい人生を送るための支えとなります。

 

人生における自分軸の意義

自分軸を持つことは、人生のあらゆる側面において重要な役割を果たします。一つは、意思決定の際に迷うことが減るという点です。

たとえば、仕事での選択や人間関係の構築において、自分が何を求め、何を大切にしているのかを理解していると、より適切な判断を下すことができます。

また、自分軸を持つことで、ストレスの軽減やメンタルヘルスにも良い影響を与えます。

自己肯定感が高まり、周囲の期待に応えようとして自分を犠牲にすることも減ります。自分の軸がしっかりしていれば、

他人との比較や評価に一喜一憂せず、自分自身に集中した生活が送れるようになるのです。

さらに、自分軸は人間関係をより深める要素にもなります。

自分の価値観や考え方を把握することで、同じ価値観を持つ人々との出会いが増え、より深い絆が生まれます。

自分に対して誠実でいることは、他者に対しても誠実に接することを可能にし、信頼関係を築く基盤となります。

こうした理由から、自分軸を持つことが重要であることは明らかです。

充実した人生を送るために、自分自身の価値観や信念を見つめ直し、しっかりとした自分軸を構築することが求められます。

 

キッチンカー経営の魅力

キッチンカー経営は見た目ほど簡単ではありませんが

近年注目を集めるビジネスモデルであり、多くの人々が夢想する職業の一つとなっています。

その魅力は様々な点にありますが、特にスタートアップの容易さや柔軟性、そして地域への貢献度が挙げられます。

新たなビジネスを志す人々にとって、リスクを抑えつつ自分自身のブランドを育てることができるという点でキッチンカーは非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。

 

キッチンカーの利点と可能性

キッチンカーの最大の利点の一つは、固定店舗を持つ必要がないため、初期投資が低く抑えられることです。

物件の賃貸や改装のコストが不要であり、運営する際の経済的負担が軽減されます。

※経験が増えて規模が大きくなるとストック場所や設備も必要になりコストも増えてきます。

 

さらには、様々な場所で営業できるフレキシブルさもあり、その場の需要に応じて出店先を選ぶことができるため、売上を上げやすいというメリットがあります。

また、キッチンカーは何を提供するかという商品の選定に多様性があり、新しい流行や食文化、季節にも敏感に反応することも可能です。

市場のニーズに応じたメニューを開発し、すぐに試すことができるため、未開拓の市場への足がかりを作りやすく、成長の余地が大きいのです。

さらに、キッチンカーの運営を通じて出店場所の地域コミュニティとのつながりを深めることができるのも大きな魅力です。

地元産の食材を使用することで地域経済を活性化させたり、地域イベントに参加することによって認知度を高めることが可能です。

ここでのつながりを見極めながらも将来的な顧客のリピート率を上げ、長期的な利益を見込む要因となります。

 

競争の中での出店場所の確保と選定

キッチンカーの運営においては、出店場所の選定が成功の鍵を握ります。

低コストではじめられるキッチンカーですが新規参入者も多く自店に合う出店場所を確保するのには1年は通して様々な状況下で運営をしてみないと

見極めが難しく信頼できる出店場所を確保するには出店場所のリサーチやデータの蓄積が不可欠であり、

どのようなイベントが行われているのか、当地の人々がどのような商品を求めているのかを理解する必要があります。

 

さらに、各出店場所には特有の特徴があり、例えばお祭りや公園、オフィス街といった場所は全く異なるニーズを持っています。

お祭りでは地域の伝統食やファストフード系が人気となる一方で、公園ではお子様が好むフィンガーフードからトレンドを取り入れた料理やランチボックスが求められることが多いです。

このように場所ごとのニーズを見極めることが大切です。

また、イベント主催者との関係構築も重要です。

初めての出店では雰囲気や大人数の中で戸惑うことが多いですが、主催者とのコミュニケーションを大切にし、信頼関係を築くことで次回以降の出店のチャンスをつかみやすくなります。

しかし、注意しなければならないのは、「お付き合い出店」に流されてしまってはいけないということです。

地域貢献といった素敵な名目であっても、利益が見込めない場所での出店は必然的に売上と利益の確保が難しく継続が困難になり逆効果になる可能性があります。

事前に自店の方向性とイベントの趣旨をしっかり確認することで、ミスマッチを防ぐことができるでしょう。

出店場所の選定と確保は、単に場所を貸りるという操作に留まらず、長期的なビジョンを持った戦略的な取り組みが必要です。

特に専門的な料理を売りにしている店や馴染のない料理は浸透するまでに時間もかかるので資金力も必要になります。

このように、キッチンカー経営が持つ魅力は単なる食の提供にとどまらず、仮設と検証を繰り返し運営の工夫や自身のビジネスモデルと地域社会との関係を深めていく力があることにあるのです。

 

「ハリネズミ式」の実践方法

キッチンカーは横のつながりが特に大切とも言われますが、当店は単独出店、場所を固定した出店スタイルが多くお友だちのようなキッチンカー仲間は少ないです。

その結果ハリネズミの習性のように群れずに距離感もほどほどに保ちつつも他店を尊重しながら独自の仮説や検証を繰り返しながら日々出店をしています。

同業他店のキッチンカーオーナーも価値観が多様なため、尊重しているが故に無理して付き合うこともしません。

 

ここで誤解がなきようにしておきたいですが

困ったときはお互い様なので何か相談事や困ったときは協力をしています。

物事を進めていくプロセスの中で意思決定は自分の中にあり、大きな決断には勇気と孤独感も味わいますが

その時こそ他店との差別化や孤独と向き合う中で新しいアイデアや独自のスタイルを構築できるチャンスととらえます。

この個人的通称の「ハリネズミ式」は、このような自分軸の思考で進める経営のアプローチです。

過度な外的要因に流されず自分自身の軸をしっかりと持ち、経営に反映させることが重要です。

ここでは、その基本理念と実践方法について探っていきます。

 

ハリネズミ式の基本理念

ハリネズミ式の基本理念は、「孤独と向き合う力」に集約されます。

このアプローチの特徴は、ここでいう孤独はlonrelness(寂しさの孤独感)ではなくsolitude(好んで孤独になる)の方です。

特にクリエイティブな仕事においては孤独と向き合うことでアイデアのアウトプットや

思考を深めるために外部の意見に影響されないような環境を作り求めることが大切になります。私が仕込場所兼テストキッチンでもある「Hedgehog  Backyard」を必要とした理由はここにあります。

 

多様性を尊重しながらも自分たちの強みとポリシーに基づいた戦略を選び取ることにあります。

言い換えれば、本質を見極めて、自分たちが何に特化し、何を成し遂げたいのか明確にすることが求められます。

また、この理念は持続可能な成長を目指すための基盤ともなります。

特に、地域のニーズや市場の動向を把握した上で自分たちの強みを活用することが鍵となります。

 

自分軸を生かした経営のステップ

ハリネズミ式経営を実践するためには、以下のステップを踏むことが重要です。

まず第一に、自分自身の価値観や目標を明確にし、それを経営方針に反映させる必要があります。自己理解が深まることで、市場へのアプローチや出店戦略が洗練され、自分たちの特長を最大限に活かせる場面が増えます。

次に、出店場所を選定する際には、商品の特性と来客層のニーズのマッチングを考慮すべきです。

また、出店場所によって求められる商品が異なるため、リサーチを怠らないよう心掛けたいですね。

 

お祭り、オフィス街、商業施設など、それぞれの場所には独自の雰囲気や求められる商品があります。これを理解し、適切な販売計画を立てることが成功の秘訣です。

最後に、イベント出店において気をつけるべき点は、「お付き合い出店」からくる弊害です。何でも腹を割って言い合える関係が構築されていればいいですがこのスタイルは時に、善意からの主催側からのお誘いでも意図や趣旨が自店の商品がマッチしない状況を生むことがあります。イベントの雰囲気、規模感と出店者の数が合わないことで本来の魅力を発揮できずに終わることもあります。また「地域貢献」や「社会実験」という言葉だけに流されると、自分のビジネスの核を見失いがちです。特にスタートアップの経験が少ないキッチンカーは出店できるだけでもありがたいので最初はアンマッチなイベント出店でも経験と練習になりますが、経験を積むことで考えや方向性が決まってきた時期にギャップが生じ、今までのせっかくのお誘いを断ると心苦しく期待に沿えないことで、疎外されるのでないかという「他人軸」思考に陥り不本意な状況が続き現実的な負担も生じて、不完全燃焼感も抱いてしまいます。

価値観は人の数だけ違ので無理して合わせることで結果不親切なことになりかえって失礼なことにもなり得ます。

 

これまで述べてきたように常に自分の意志や,自分軸に立ったポリシーを持ち続けることが重要です。このように、個人的通称の「ハリネズミ式」経営は、自分自身の強みを知り、それを生かした戦略を展開することで、持続可能なビジネスモデルを確立するための手助けとなります。自らの理念を忘れずに行動することで、この楽しいキッチンカー経営を長く続けていけて、その先に本当の地域貢献ができる力を養うことができるのではないかという考えです。

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埼玉県白岡市小久喜505-6
電話番号 070-7492-9985
電話受付時間 平日9時~23時
定休日:不定休
代表者名 三島 克明 (ミシマ カツアキ)
E-mail info@czhedgehog.com
適格請求書発行事業者登録番号 T4810431987347

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