自分の中で大きな変化がありました。

 

このブログを書いているのが

2022年12月31日。

もうすぐ2022年が終わろうとしています。

 

ありがたいことに

たくさんのお客様とお会いできて無事に出店ができたことは

なによりも幸せなことでした。

心より御礼申し上げます。

 

2022年はどんな年だったか。

Hedgehogにとって一番のトピックスは

キッチンカーを増車して新たな出店場所が加わったことです。

以前から

そのうちにキッチンカーを大きくしたいという構想があり5周年を機に現実になりました。

 

構想当初は、夢も膨らみ過ぎて

クレープ以外に映える商品や

料理経験を基に本格フレンチをベースに料理の腕を披露してみようかなとか

「俺の出したい料理」を売ろう！とかも考えていましたが

 

いざ現実的に考えると

自分よがりなものは望まれていないということを改めて律したというか戒めました。

 

出店する場所に合った商品や

その場所で求められる商品を売らなければ喜んでもらえないということです。

それは外食、中食、物販をやってきて解ったことでもあります。

 

出店する場所でお客様の層や求められる商品も変わるので

主戦場となる動物園では奇をてらわずに

売店にあるようなお客様が一目見てわかる商品。

すぐにイメージができておやつとして安心して購入できる商品を中心に販売することにしました。

 

その商品にすべての力を注ぎ商品を作る過程や工程、

衛生管理から商品つくりのインスピレーションからご提供にいたるまでを

今までの経験値を活かした技術、センスを組み込んでお客様にご提供していけばいいと思っています。

 

「神は細部に宿る」といいますが目に見えないところに気を配り

「わかる人が見てわかる仕事」をしていこうと自分を戒めています。

 

 

メインではない場所での出店について

2021年の年末に

そろそろキッチンカーを大きくしたいな。と考えていたところ

希望のキッチンカーの契約も進むとほぼ同時に

 

緑地協会と契約しているキッチンカーの仲介業をされている社長さんから

埼玉県こども動物自然公園内での出店の話が重なり自分の中でイメージとプランがどんどん進んでいきました。

 

メリット以外にも

デメリットは当然あります。

 

動物園といえどもメインの場所ではない。

土日祝日は動物園に出店になるため他のイベントに参加できない。

スーパーマーケットでの出店よりも天候の影響を受けやすい。

というデメリットもあります。

 

 

今出店させていただいている場所は、キリンやコアラのようなメジャーな動物がいる場所ではなく

比較的お客様の流れが少ない場所です。

来園者数が3000人以上いないと影響が少ない場所です。

 

↑

元々は色々なキッチンカーがローテーションを組んで出店していた

「当たり外れ」のある場所で

つまるところ商売では売上にムラがある場所ということで

キッチンカーのオーナーさんも時々場所を変えて出店ができればいいな的な場所で

私も月に1回土日だけ出店させていただいていました。

 

人と違うことをしてきて今がある。

 

動物園での固定出店はかなり迷いましたが

自分が固定で入れば管理会社のローテーションを組むというストレスや労力も無くなります。

 

私は

「大勢の人と違うことをすることで新しい価値を創ることができる！」という

謎の信念があり

キッチンカーをはじめたのもそのひとつです。

（いまではキッチンカーをはじめる人も増えています）

 

イベントを頼りながらいつも同じメンバーで何台も連なって出店するよりも

単独で出店するスタイルが好きで

動物園や公園という広い環境で出店するなら大きいキッチンカーなら

ちょうどいいし、タイミングも良かったので引き受けることにしました。

 

「今自分がいる場所」、「この場所」を

いかに工夫してカバーしながら営業をしていくか。

という日々の積み重ねが大切で

場所を育てる力も身に付き

困難な状況でも現状を打破していける力も付けられると考えています。

 

経験上からも転職、異動、転勤など

場所や環境が変わるたびに

「今自分がいる場所を最高に居心地が良い場所にしていこう」という

考えでやってきたら

ほとんどがそのようになってきました。

 

 

知る人ぞ知る園内のオアシス化計画。

 

この場所は

ペンギンヒルズから続いている道で二ホンコウノトリやマナツル、しらこばとなどが観察できるエリアです。

すぐ隣は「恐竜コーナ―」があって恐竜のレプリカ？が展示されていて小さなお子様にも人気があります。

 

近くに売店もなく、歩き疲れたお客さまもトイレ休憩が出来たり

真夏は顔を真っ赤にした小さなお子様が脱水症状寸前に「かき氷～っ！」と叫んで来ます。

 

もっとお客様が望むことが色々と充実すれば

砂漠のオアシスのように休息できるスポットになるにちがいない！と企んでいます。

 

個人的にはマニアが知る穴場スポットを目指したいです。笑

 

 

まずは、ベンチを置いてみたり

趣味で描いたスケッチブックを展示して便乗ミニ個展を開催したりと

楽しみながらやっています。

 

クレープが出来上がる間にスケッチした絵を見ていただいたりしながら

人混みもなく木陰や小鳥のさえずりを聞きながらちょっと一息いれられる場所でもあります。

季節に合った商品を提供して喜んでもらえたらいいなと思います。