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Hedgehog Backyardのその先について

形を変えて、続いていきます

 

いつもHedgehog Backyardを気にかけてくださり、ありがとうございます。

先日、この場所での営業を9月営業を目安に

一区切りにするとお知らせしました。

 

7月7日に、物件の契約更新をしないことを決め、

7月21日には不動産屋さんと契約解除に向けた手続きをするという

自分の中では、とても大きな決断でした。

 

来てくださる方が少しずつ増え、営業にも手応えがありました。

一方で、想定していたよりも規模が少しずつ大きくなっていく実感もあり

たくさんのお客様にご来店いただく店舗として広げていくには、駐車場や動線、

目の前の道路の安全面などを考えても、あまり向いている場所ではありません。

 

また、ひとりで運営していること、複数の仕事を抱えながら続けていること、

資金面や設備面のことなどを考えると、このまま通常の店舗営業として広げていくには、

いくつかの難しさがありました。

 

そのため、一度はこの場所での営業を一区切りにすることを決めました。

 

ただ、そのお知らせの中でも書いたように、

Hedgehog Backyardが完全に終わるとは、自分の中では思っていませんでした。

その時点では、次の形がはっきり見えていたわけではありません。

 

それでも、料理を作ること、商品を考えること、キッチンカーや誰かの仕事を支えること、

自分の料理を必要としてくれる人に届けること。という

Hedgehog Backyardの根っこの部分は、場所や営業日の形が変わっても、

続けていくつもりでいました。

 

思いがけないご縁

 

その後、思いがけないご縁がありました。

 

それは、

7月15日水曜日

Hedgehog Backyardは、クレープやオムそばを販売する2号売店の営業日でした。

 

その日に、白岡市でクレープを販売している店を探して、

GoogleマップでHedgehog Backyardを見つけてくださった方が来店してくださいました。

 

クレープを食べてくださり、お店の雰囲気も見てくださり、

その日の夕方には、別の方(同じチームの代表の方)を連れて

もう一度来店してくださいました。

 

その中で、その方たちが

白岡市内に新しく倉庫を借りて、これからクレープの販売やキッチンカー販売事業の

関東の拠点を整えていく予定があるという話を聞きました。

 

その時点では、まだ何かが決まったわけではありません。

でも、Hedgehog Backyardのこと、これまでの流れ、

9月で一区切りにしようとしていることを話す中で、少しずつ不思議な接点が見え始めました。

 

7月17日金曜日

その代表がHedgehog BackyardのDELIを予約してくださり、買いに来てくださいました。

クレープだけではなく、惣菜も食べてくださったことで、

Hedgehog Backyardが大事にしてきた料理の部分も伝わったように感じました。

 

予定より早く、話が進んだこと

 

最初は、話を聞いて白岡市内に借りている倉庫を見てみたいと思い

7月23日の夕方頃に見せていただくという、ラフな予定を立てていました。

 

そして

7月19日日曜日

代表から「立ち上げ当初からの仲間が白岡に来ているので、ご都合がよろしければ」

とお声がけいただきました。

(なんと、その日は一粒万倍日でした!)

 

その日は動物園でのキッチンカー出店の日でした。

その出店のあと、お相手の倉庫へ向かい、代表の方と、立ち上げ当初から関わっている

仲間の方を交えて、2時間ほどお話をしました。

 

もともとは23日に「興味があるから見に行く」くらいの予定だったものが、

19日に前倒しになる形になりました。

 

最初は、バックヤードの機材を置いてもいいですよ。という話から

保管場所を探していた私にはありがたい話でしたので、

置くだけだどもったいないから冷蔵庫も使っていいですよと提案したり

 

そこで、お互いにできること、これからやりたいこと、

Hedgehog Backyardは残しましょう!と言ってくださり

そしてどうしたら残していけるのか、今後の販売場所や商品開発、

製造のことなどを話していました。

 

その2時間の中で、Hedgehog Backyardを完全に閉じるのではなく、

形を変えて残していく可能性や、お互いの構想が一気に現実的になっていきました。

 

7月21日には、不動産屋さんと契約解除に向けた手続きをする予定でした。

でも、19日に具体的な話ができたことで、

Hedgehog Backyardを残す方向へ大きく流れが変わりました。

 

翌日、不動産屋さんへ状況が変わったことを伝え、

契約解除の手続きは取りやめることになりました。

 

本当に、ぎりぎりのタイミングでした。

 

7月7日に一区切りを決め、7月21日に契約解除へ進む予定だった。

 

その間に、

7月15日の出会いがあり、

7月17日にお惣菜を食べていただき、

7月19日に倉庫で具体的な話をし、契約解除の前に、続ける道が見えてきた。

理屈だけでは説明しきれないような、不思議な流れでした。

 

不思議なくらい自然だったこと

 

今回の出来事は、条件面だけで説明できるものではないようにも感じています。

 

自分の中で今回のことを不思議に感じている理由が、もうひとつあります。

これまでの人生で、仕事を辞めると決めたときや、好きな人との関係を終えると決めたとき、
一度決めたことを撤回することは、ほとんどありませんでした。

 

終えると決めたら、終える。手放すと決めたら、手放す。

良くも悪くも、そういう決め方をしてきたように思います。

 

だからこそ今回、
一度は契約更新をしないと決めたHedgehog Backyardを、
もう一度、形を変えて残す方向へ進めようとしていることに、
自分でも少し驚いています。

 

これは、ただ気持ちが揺れたというよりも、
「続けたい」と思えるだけの理由と、「この人たちとなら」と思えるご縁が、
本当にぎりぎりのタイミングで重なったからなのだと思います。

 

もちろん、家賃や場所、販売方法、設備、追加する営業許可のことなど、

現実的に整理しなければいけないことはたくさんあります。

ただ、それとは別に、「なぜこのタイミングで」、「なぜこの人たちだったのか」

と思うような、不思議な流れもありました。

 

一度、区切りをつけようと決めたあとに、

Hedgehog Backyardの名前や世界観を残したいと言ってくださる方が現れたこと。

 

そして、その方たちと話していて、不思議なくらい違和感がなかったこと。

 

普段あまり人との交流を広げない自分にとって、それはとても大きなことでした。

 

性格や得意なことは、それぞれ違うと思います。

それでも、大事にしたいことや、面白いと思う方向、

場所や商品に対する考え方に、自然と共感できるものがありました。

 

今回の話の中で、いちばん安心したことがあります。

それは、代表の方が最初に、「三島さんはどうしたいですか」

と聞いてくださったことです。

 

一方的に何かを進めるのではなく、まず、自分がどうしたいのか。

Hedgehog Backyardをどう残したいのか。



どんな形なら無理なく続けられるのか。

そこを聞いてくださったことが、自分にとってはとても大きな安心でした。

 

条件面だけではなく、こちらの考えや歩幅を大事にしてくれる姿勢を感じられたこと。

この人たちとなら、Hedgehog Backyardの世界観を壊さずに、

少し違う形へ進めるかもしれない。

 

そう思えたことが、とても大きかったです。

 

これからのHedgehog Backyard

 

これからのHedgehog Backyardは、これまでのような通常店舗営業を広げていく形ではなく、

本来のBackyardの役割に戻していく予定です。

キッチンカーの仕込み場所、商品開発や試作の場所。デリを作る場所。

予約商品の受け渡し場所。ラボ・テストキッチンとして。

 

この場所は、たくさんのお客様に一度に来ていただく店舗としては、あまり向いていません。

そのため、今後はご予約中心の小さな直売会のような形で、

月に一度ほど開けられたらと考えています。

 

9月は、そのための準備期間とします。

設備や許可、販売方法、商品の整え方などを見直しながら、

10月以降の新しい形に向けて準備を進めていきます。

また、10月16日を目安に、白岡市内の新たな販売場所でも

Hedgehog BackyardのDELIを販売していく予定です。

 

名称や場所などの詳細は、改めてお知らせします。

 

Hedgehog Backyardでは、予約中心の直売。

新たな販売場所では、もう少し開かれた販売の場として。

 

それぞれの役割を分けながら、無理なく続けていける形を作っていきたいと思っています。

 

今回のご縁によって、資金面をひとりで抱えすぎないことや

別の販売場所を持てること、お客様が一か所に集中しすぎない形を作れること、

設備面も改めて建設的に進められること。

 

そして何より、ひとりで抱えるのではなく、

共に考え、共に形にしていける仲間ができることです。

 

形を変えて、続いていきます

Hedgehog Backyardは、なくなるのではなく、少し形を変えて続いていくことになりそうです。

店舗営業から、ラボ・テストキッチンとして



通常の店頭販売から、予約販売と外部販売

ひとりで抱える場所から、共に考え、共に形にしていく場所へ。

 

猫は9つの命を持つという。

じゃあ、ハリネズミは?

 

一度、区切りを迎えようとしていたHedgehog Backyardの先に、

思いがけない道が少し見えてきました。

 

詳しい日程や販売内容、新たな販売場所については、

決まり次第、改めてお知らせします。

 

9月は準備期間として、

10月から少しずつ新しい形で動き出せるように整えていきます。

 

これまでのような営業日は少なくなりますが、

Hedgehog Backyardらしく、無理のない形で続けていけたらと思っています。

 

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

 

Hedgehog / Hedgehog Backyard

ものごころ合同会社

代表 三島 克明

 

 

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